30オーバー独女のささやかな暮らし

テレビ見てたって無駄じゃない。

<ANAの気づかい>を読んでみた

他者貢献がなかなか難しいと最近感じている。そんな中出会った一冊。

表紙の「仕事も人間関係もうまくいく」にすがる気持ちで手に取ってみた。

 

内容的にはこんな感じ。

ANA社員の意識や、考え方。

②明日から実践できる気づかい。

③部下の指導の仕方。

④仕事の効率。など

 

ANA社員の意識や考え方について

本当にこんな会社があるのか?こんな組織があるのかしら?と思うほど気遣いにあふれた組織だと思う。CAは女社会で上下関係が厳しく人間関係も大変。というイメージがあるがそんなことはないように書いてある。もし、実際の現場でこのような考え方ができるなら、なんと素敵な会社なのだろうと思った。コロナで航空会社は軒並み不況、赤字、スリム化、改革など今は踏ん張り時だと思うのでそんな厳しいご時勢でも仮にリストラされようと、この本に書いてある志は貫きとおして欲しいと本気で思う。GoTo利用してANAの国内線利用しようかな。まじで。

そんなことはさておき、こんな組織がちゃんと稼働していたらサービスなどもどんどん向上していきそう。綺麗ごとのように感じてしまうけど、そんな綺麗ごとを実現できれば働いている人はみんなハッピーだよね。心の病気でやめる人なんて本当にいないのかな…

 

②明日から実践できる気づかいについて

本当に明日から実践できそう。でも、「挨拶+一言」が難しいのよね…「キドニトチカケ」とかちょっとハードル高いのよね…気候とニュースしかだせないよね…と、ちょっと難易度高めなことも書いてあります。でも、お手伝いできることはありますか?と聞くことや困っている人とは自然と目が合うことなど今病んでいてこの一言が言えないんだよね。と思っていたことは背中を押してくれたし、確かに!と思うこともたくさんありました。ビジネスだけではなく、プライベートでの気づかいに応用できるものなども書いてありましたよ~

 

③部下の指導の仕方について

叱るときは2人でいる時に叱る。部下がアイディア、気づきなどを言える雰囲気を上司が作る的な事がかいてあります。また、上司目線の本なので、指示をしたのに違うことをされた。という場面の時は指示の仕方が悪い、伝わるまで伝えることが大事だと言っています。

 

④仕事の効率について

図にして伝えるとか、逆算とか、仕事の効率的な本の復習って感じです。逆算してタイムスケジュールをたてる。っていうお話の時にCAの1日の例があったんだけど、思っていたより、出社してからフライトまでの時間が短いことなど意外!って思った。

 

全体的な感想は、日常の小さい気遣いをまとめた本って感じ。CAという接遇のプロの気遣いがわかりやすくまとまっています。機内でお客様が不快な思いをしないように常に観察し、おもてなしを心がけているCAさん目線の気遣いができれば、素敵な大人の女性になれそうって思った。

目次も細かくわかれていて、あの話なんだったっけ?って思った箇所でもすぐに引けるようなっています。ちょっとハードルが高いものもあるけど、ハードルが高いからこそ、小さいことから積み重ねてって、次の目標ややるべきことを組み立てられる。っていう感じかな。航空業界の話も航空業界の人は周りにいないから、へーこんな世界なんだって知れたのもよかった。

 

明日から私はCAになります…!!